2020-02-05パウダー予想のための気象情報

気象・天気予報・パウダー予想

【実況〜明日にかけて】

沿海州に500hPa 5040mの寒冷渦があって東南東進、-45℃以下の非常に強い寒気を伴っている。

朝鮮半島付近の500hPa 5160~5280m にはトラフがあって南東進。

トラフは深まりながら5 日朝には日本海中部、5 日夜には北海道~三陸沖へ進む。対応する低気圧は、5 日朝には三陸沖、5 日夜には日本の東へ進み、伴う寒冷前線が5 日、北日本から西日本を通過する。
低気圧・前線の通過後、5 日は冬型の気圧配置に変わり6 日にかけて続く。

5 日から6 日は、北日本の500hPa には平年より10℃前後低い -42℃以下の寒気が南下する。

西日本でも850hPa -9℃以下となるなどこの冬一番の寒気が流入する。日本海側は広く降雪となる。5 日朝から6 日にかけて、東北日本海側や北陸地方を中心に降雪量が多くなり、大雪に注意・警戒。また、5 日朝から6 日にかけて日本海にシアーライン(JPCZ)が形成されるため、その通過に伴う降雪の強まりや風の急変に留意。

大雪に関する新潟県気象情報 第2号

令和2年2月5日05時10分 新潟地方気象台発表
 
(見出し)
新潟県では、5日夕方から6日にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒
してください。
  
(本文)
[要因]
 日本付近は6日にかけて冬型の気圧配置が強まり、北陸地方の上空約1500メートルには氷点下12度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。

[雪の予想]
 新潟県では、強い寒気が流れ込む5日夕方から6日にかけて山沿いを中心に大雪となる見込みです。寒気の程度によっては中越、上越の山沿いでは警報級の大雪となる可能性があります。

6日6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
  下越 平地 10センチ  山沿い 30センチ
  中越 平地 15センチ  山沿い 60センチ
  上越 平地 15センチ  山沿い 60センチ
  佐渡    10センチ
その後、7日6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
  下越 平地 10から20センチ  山沿い 20から40センチ
  中越 平地 10から20センチ  山沿い 30から50センチ
  上越 平地 10から20センチ  山沿い 30から50センチ
  佐渡     5から10センチ
の見込みです。

大雪に関する新潟県気象情報 第2号では中越山沿いで、6日6時までに60cm、その後に50cmとトータル最大で110cmを見込む。

Twitterでも書いたが、新潟では1年ぶりで今シーズン初の大雪に関する全般気象情報。昨シーズンの回数を考えると、やはり記録的暖冬。
願わくばこれで終わってほしくないところだが..。

明日の朝までに、中越山沿い南部70cm予想。

<GIFアニメ追記>
MSM 本日12時〜明日21時までの降水量、3時間ごとのGIFアニメ。

【週間とその先の予想】

昨日書いた通り、12日にかけての気温上昇。

ただし、GSM12Z初期値では、昨日ほどの昇温を予想していない。
このあたりはまだまだスプレッドが大きそう。

低気圧は南ルートに。

昨日はだいぶ悲観的に書いてしまったが、AO indexでは大きくプラスになったあと反動がありそう。

だいぶ先なのであまり期待してもいけないが、今回で終わりということもないだろう(多分…)

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