2020-03-01パウダー予想のための気象情報

気象・天気予報・パウダー予想

【実況〜明日にかけて】

日本海北部の500hPa 5340m付近に、-33℃以下の寒気を伴っ
たショートトラフがあって東進。対応する低気圧は1日3時時点で津軽海峡付近に。

降雪も北海道中心。

関東の南に低気圧。西日本から東日本にかけての500hPa 5700m 付近は正渦度移流場で、対応する前線が日本の南から東シナ海にのびている。

低気圧や前線に向かって下層暖湿気が流入し、伊豆諸島では対流雲が発達。また、南西諸島でも地上のシアーラインに沿って対流雲が発達、非常に激しい雨を解析。

津軽海峡付近の低気圧は1 日夜までには不明瞭となり、三陸沖に新たな低気圧が発生して東進する。北海道地方では降雪量が多くなる所があるため、1 日は大雪や風雪に注意。

関東の南にある低気圧は、1 日朝には日本の東を遠ざかる。南西諸島では1 日は前線が停滞し、夜までには前線上のキンクに低気圧が発生して東北東進する。低気圧や前線の影響で、西日本の太平洋側で降水が広がるほか、南西諸島では局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがある。

2 日朝には、日本海の500hPa5340~5520m で-33℃以下の寒気を伴ったトラフが深まり、日本海で低気圧が最大風速35ktまで発達。トラフは2 日夜にかけて北日本に接近し、この低気圧は不明瞭となるが、2 日夜新しい低気圧が北日本付近に発生する。北日本では上層の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、対流雲が発達して雷を伴って雪や雨が強まるおそれがある。

2日18時
2日18時 500hPa

【週間の予想】

5日〜6日にかけて寒気南下の予想。

2日21時

2日夜にトラフ通過。通過後の3日は弱い一時的な冬型。

3日6時
3日6時

3日の冬型は弱く、降雪は一時的となりそう。その後トラフが近づく。

5日3時

4日夜から5日にかけて深いトラフが通過。500hPa寒気コア -38℃。

5日21時

地上は低気圧が北日本を通過し、北海道の南東海上で発達。冬型の気圧配置となる。

5日21時 850hPa気温

6日9時。冬型続くも西から高気圧が近づき次第に冬型緩む。

6日21時。
7日12時

7日は、次のトラフが東シナ海付近に進み、日本付近はゾーナルからやや西南西の流れとなる。高気圧は日本の東に進み、大陸から東シナ海に前線がのびる。北~西日本にかけて、はじめ晴れる所もあるが高気圧の後面となるため、湿っ
た空気の影響で雲が広がりやすくなる。

7日のパウダーは午前中までが狙い目か。

8日9時
10日12時

その後8日、10日と日本付近を次々と低気圧が通過予想となっている。気温は高く、低標高のスキー場の雪解けが進みそうだ。

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