Insta360の革新性について語ってみる

Insta360one

Insta360ONEの革新性はなんといっても「棒消し」でした。
これは単に棒が消えるだけではなく、それによって第三者視点の映像が簡単に撮れることにほかなりません。
誰かに撮ってもらったような写真や映像になることによって、一気にクオリティ感が上がります。
たったこれだけですけど、大きな違いです。自撮りなのに他撮りになる、あなた専属のカメラマンが追い撮りしてくれたような映像が簡単に撮れる。これが革新性です。

Insta360oneが日本で発表されてお披露目会&先行販売があって、即購入してやりたかったのが上記映像のようなものでした。

繰り返しになりますが、「自撮りなのに他撮りになる」、「あなた専属のカメラマンが追い撮りしてくれたような映像が簡単に撮れる」。これがこのカメラの革新性でした。

最近はInsta360を使ってこういうような映像もたくさん上がってきたので、個人的にはだいぶ飽きちゃったところもありますが(笑)
10年前からそんな映像を撮りたくて試行錯誤してたことを思い出します(通称カズカズ棒)

懐かしい~~(笑) 10年ほど前に撮ったやつ。

ではInsta360Goの革新性は何でしょうか?
軽いとか小さいだけのカメラは今までいくらでもありました。
ではどんな革新性があるんでしょうか?
私は「撮影秒数の制約」によって、「見てて飽きない映像が簡単に作れるようになった」ことだと思います。

もちろん
・小さくて軽く、ボタン1つだけだから気軽に簡単に撮れる
・マグネット式で真の意味でウエアラブルなカメラ、常に身に着けて歩いても気にならないサイズとマウント設計思想
・高性能な手ブレ補正によって、気軽に撮った映像に失敗が無い
・後編集でアングルが変えられる
・短いクリップだから編集が楽

など、いろいろな性能や機能などのおかげもあると思います。

思うにInsta360の会社はアップルを意識しているはずです。
Appleといえば引き算の発想。コンセプトに沿って必要ないものは徹底的に削ぎ落とす。

Insta360Goはどんなコンセプトで設計されたのでしょうか?
それは想像でしかありませんが、SNSなどネットで気軽に楽しんでもらうための映像を作るカメラだということは推測できます。
ネットでいいねがもらえる映像ってどんな映像でしょうか?
きっとそこからリサーチしたと思います。

キーとなるのは「見てて飽きさせない映像」

素人がやりがちなだらだらと同じシーンを長く見せるものはすぐ飽きられてしまいますよね。 かといって編集をちゃんとやろうと思っても、その作業はとても面倒で、結局撮った映像がハードディスクの奥深くに眠っていたりしませんか?
(←自分です)

じゃあどうするか?
強制的に短く映像を撮ってもらって、それをAI編集で簡単に面白く編集できるようにしたらどうでしょう?
長い映像クリップは、編集するときもどこを使うか悩みます。それは人であってもAIであっても同じでしょう。
短いクリップならどこをどう切り取ってもあまり失敗はありません。

気軽に短いクリップをたくさん撮ってもらって、 あとはアプリで簡単にそれっぽくつなげば、どんどん映像カットが切り替わる、見てて飽きない映像が完成します。
今までこんな設計思想で作られたムービーカメラってあったでしょうか?
このあたりがInsta360Goの新しさだと思います。(ちょっと地味ですけど)

さて、Insta360が次はどんな革新性を持ってカメラを作ってくれるのか、今から楽しみです。

P.S. ただし、寒冷地で弱いのはなんとかしてほしいです(笑)



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