›October 21, 2007

雪崩について その1 リスク軽減のために

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雪崩について勉強のためにいろいろまとめていきたいと思います。
その1 リスク軽減のために

注意すること
・大量の雪が降ったとき
・雨が降ったとき
・吹雪
・急激な気温上昇
・真新しい雪崩の跡
・雪面のヒビ、亀裂


ルート選択
(1)30度〜45度の斜度で多くの雪崩が発生している。

また、
「高橋の18度法則」というのがあり、表層雪崩の安全性として
見通し角18度以下で安全ともいわれている。
(斜面の斜度が18度以下という意味ではないですよ)
つまり、今いる場所が平らでも、その先に急な斜面がある場合は雪崩に巻き込まれる可能性があるということである。

(2)風下斜面を避ける
風下は吹き溜まりができることが多いからです。

(3)強烈な日射を受ける斜面
特に春などは、急激な気温変化が雪崩を引き起こす可能性がある。

(4)地形の罠
沢、ボウル状の場所は雪崩のルートになる場合が多い。
また、さえぎるもののない大斜面は、やはり注意が必要。

(5)細い尾根は、一般的には雪崩の可能性が低い。ただし、滑落などの危険性はある。

(6)植生による判断
一般的に樹林限界より下では、雪崩がよくおこる地域で木が生えていない場合がある。ただし、木が生えているからといって必ずしも安全なわけではないので注意。



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