メンバー　kura、Ｋｏさん
山岳会の友人とともに平標山西ゼンへ。
前日夜の降雪は土樽付近で１０ｃｍ〜１５ｃｍくらいか。
朝はなんとドピーカン。夜中あれだけ激しく降っていたのにね。
土樽駅に車を１台止め、もう１台に全員乗り三国小前の登山口へ。



なんつ〜快晴！日焼けが怖いのでフェイスガードをして完全武装で登ります。しかし暑い！

途中、ツイッターでこの日いらっしゃるご予定だった、ルサンチＭＡＮさん（ブログはこちら）とお会いできました。山ボードも山スキーも両方やられるすごいお方です。



稜線に出ました。ここまで２時間くらい。前回とは違ってえらい早かった。こないだが極悪ガリガリすぎましたが。
さすがに稜線に来ると少し風が強い。
このあたりは雪が多くてヒザくらいのラッセル跡がありました。ファーストの方、ありがとうございます。



予定では一度笹穴沢でも滑って登り返そうかって話をしてたんですが、風にたたかれているようでしたので、やはり直接西ゼンへ。



山頂へ。
２時間４５分くらいで到着。こないだより１時間ちょっと早かった。



遠くの山々まできれいに見渡せます。
真ん中に見えるのが苗場のゲレンデ。

西ゼン上部を滑ります。




若干場所によってクラストもあり、少し気をつけながらの滑降。
でもオープンの斜面は気持ちいいです。



滑り降りて笑顔のkura。こんな感じの雪です。

このあと登り返し。クライマーズ・ライトの尾根からのドロップを狙います。こちらはノートラック。



小ピークにて。

さて、ここから西ゼンの沢に向かってドロップ。
こっちの斜面のほうが斜度、雪質ともに断然良かった。
斜度は３０度あるかないかくらいかな。ちょうど気持ちよく滑れる斜面。
「最高〜！」との言葉が口々に。

kuraのブログより拝借。
こんな感じの素晴らしいパウダーを堪能。

沢に降り切って、少し行くとだんだん狭くなっていき、開けたと思うといきなり４５度の壁が現れます（笑）
ここは雪が無いときは大きな滝になってるところ。たしかに右側には水の音が^^;



カメラを水平にして撮ってみた。
斜面をはかってみたら約４５度でした（笑）



こうやってみるとちょっと斜度感感じないけど、かなり怖いです。
しかしノートラックパウダー！
止まった瞬間にスラフが流れていきましたｗ
がんばってスラフより速く滑りましょう（笑）って冗談いっている場合じゃなくて、雪崩が怖いですねぇ。

行きます！ってことでドロップ。
危ないのでなるべく板をふりすぎないように、ターンを大きく。
雪は上部と違ってたっぷり積もってました。モモくらいまでの雪。
胸や顔にパウダーをあびながら、スピード上げて一気にいきます。
怖い、けど気持ちいい。
アドレナリンでまくりの最高のパウダーランでした！滑りきったあとの充実感といったらもう。



沢合流地点ではご覧の通りスラフのデブリが。
まあ軽い雪なので、デブリ上でも快適に通れますが。
滑ってる最中もあちこちの斜面でスラフが流れていくのが見えました。



このあとも斜面がゆるくなるところまで超快適なパウダーが続きます。３５度くらいの斜面からだんだんゆるくなっていきます。
３月下旬とは思えない奇跡のパウダーを堪能。
ほんと来てよかったよ〜！！



下まで来ました〜。お疲れさまです。
まあこのあと長い長い平坦なところの滑り（というか歩きに近い）が待っているわけですが。

途中、渡渉もあり、他の二人はぬれずに渡れたのに私だけブーツぐっしょり。あらため山スキルの無さを実感^^;

まあでも無事に１４時半には土樽のところに帰ってきました。
到着したころには天気も変わって雪模様。ちょうどよかった。

いや〜、充実のツアーでした。kura、Ｋｏさんお疲れさまでした＆ありがとうございました！