›October 05, 2013

気象メモ 里雪型・山雪形の降雪 湯沢・白馬

Category: 気象・積雪・降雪情報 / 0 Comments: Post / View

ちょっと過去の気象データを見ていたら典型的なのがあったのでまとめてみます。
今年の1月、2013年1月25日。

前日21時の天気図、寒気はこちら。

850hPa

500hPa

寒気はまあまあですが、日本海に低気圧。トラフが東進中。
典型的な里雪型のパターンです。

結果はどうなったか。次の日の朝。

かぐら。
「1/25(金)7:50現在
 天候 雪 気温 -6℃
 風向・風速 南西2〜3m/s
 今朝までの降雪量 うっすら」

かぐらはほとんど降りませんでした。
一方、白馬。

白馬のりくらスキー場より。
1月25日 「飛び込むと約60cmのふかふかのパウダー」

明暗くっきりですねw


Kasayanさんのブログより引用。

西風です。
レーダー画像でも湯沢周辺は降っていないのが分かります。


高田ウィンドプロファイラを見ても西風。

ちなみにこのあと、トラフが通過とともに山雪型の気圧配置が深まり、翌々日の1月27日はかぐら、一晩で50cmの大雪となりました。
「1/27(日)7:00現在
 天候 雪 気温 -10℃
 風向・風速 北西5〜10m/s MAX15m/s
 今朝までの降雪量 50cm」

一方白馬ではそこまでの大雪にはならず、晴れました。

前日26日21時の地上天気図、850hPa気温、500hPa気温

エリアによる傾向の違いはもう少しまとめてみたいなぁ。時間があれば調べてみたい。


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