›December 31, 2015

colltex whizzz 使用感など(インプレッション)

昨年新しくコールテクスから発売されたwhizzz。Geckoのように、扱いがしやすいクライミングスキン(クライミングシール)です。

最初は良かったゲッコーがいわゆる糞ゲッコー化して印象が悪くなってきて、板を新しくしたタイミングでこちらのシールへ。

一度あの着脱の楽さを味わうとなかなか普通のシールには戻れません。

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ところで、「Whizzz」ウィズィーの名の由来はシールを剥がす時に聞こえる着脱音からだそうです。へぇ〜。
それはともかく、zが何個続くんだったっけとちょっと不安になります。

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関係ないのですが、シールカッターはポモカのカッターが最強です。1回でエッジ分残してカットしてくれます。一家に一台、ポモカのシールカッター。このためにポモカを買ってよかったと思いました(違)

さて、大きな特徴としては以下

・ゲッコーと同様に張り合わせての収納が可能。チートシートいらず。

・軽量でかさばらず、収納によい

・着脱がとても楽で素早い

・糊面の張替が割と簡単にできる

素材はモヘア65%+なりオン35%のミックスです。ミックス仕様により耐久性はあるとのこと。

グリップ力ですが、使ってみた感じはあると感じました。30度の新雪斜面を滑らずに登れました。

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気になる粘着力ですが、いまのところゲッコーよりも強く、安心感はあります。

もちろん、しっかり圧着することは忘れずに。使用環境がまだそこまで寒くないところ(マイナス数度くらい)なので

マイナス10度以下でどうなるかは気になるところではあります。
使い勝手はゲッコーと同じくとにかくラク。ペリっと剥がしてペタっとくつけてポイ!
付けるときは圧着の一手間はありますが、それでもグルーよりは断然速い。(はがすのがラクですしね)
コンパクトさはたしかにグルータイプと比べれば小さいし軽いですが、ゲッコーと比べるとゲッコーの勝ちです。あれはほんとうにコンパクトになる。

濡れたときが不安という声があったので、テスト的に水ぶっかけてみましたが、水はじきもよいので多少濡れたくらいなら手やウエアで水を取り除き、しっかり圧着すれば付きそうな感じでした。(板に付けてみて、さすがに濡れてると少し粘着力は落ちましたが)
まあこのへんはゲッコーでだいぶ苦労してますので多少のトラブルくらいなら余裕で対処できます(笑)

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ゲッコーかwhizzzどちらにするかと言われれば間違いなくwhizzzをおすすめします。

とはいえひとシーズン使ってみないと最終的な判断はできませんが..(いまのところ3回使って満足な印象です)
これから買う場合の有力な選択肢のひとつになるのではないでしょうか。

ちなみにスキー仲間のkumaさんによれば、夏の暑い部屋に保管しても粘着面に変化なく、耐久性も良さそうとのことです。
→colltex whizzz 一夏を越えて…





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