›July 02, 2017

DJI Mavic Proを1シーズン使ってみて

Category: DJI MAVIC PRO / 0 Comments: Post / View

Th 20170204 PK5P3506

Mavic購入後の1シーズンが終わりました。
良かった点や気になった点などをまとめてみます。

1.持ち運び
ものすごく楽になりました。Phantomの頃は機体もコントローラーもバッテリーも大きく、バックパックの容量ほとんどを空撮機材で占めてしまうということに。
おかげで今日は絶対大丈夫という天候の日にしか持っていけなかったのですが、Mavicになって微妙なときにもとりあえず持っていくということができるように。
この違いは大きいですね。撮影の機会を逃すことが少なくなりますから。
おかげで今シーズンはPhantomの出番は全くありませんでした(笑

2.アクティブトラックによる撮影
最初の実戦投入であった11月の立山では、割とうまく追従したのですが、1月の八甲田では外したりと、パフォーマンスに差があります。
環境などによって左右されるので仕方ないのですが、一発勝負、失敗できないときはやはり手動のほうが良さそうです。

3.風
ファントムよりは明らかに風に弱いですが、それでも明らかに強風と感じるようなとき以外は割と安定して飛んでくれました。
それよりもたまに起こるジンバルがコケるのはなんとかならんかなー。

4.逆光の弱さ
前に書いたように、逆光に弱いです。ハレーションやゴースト盛大。フードを付けて少しはマシになったけど、それでも逆光化の画質低下は少し気になりますね。
プロペラの影も入りやすくなるし。

5.撮影画質
ファントムに比べれば厳しいですが、それでもそれなりにいい絵を撮ってくれます。晴れた日中の空、ノイズが増えるのはもう少し抑えてほしいですが。
ただし色はダメ。カラコレ必須だと思ってます。特に雪山はカラコレしないとほんと悲しい色に。

6.電波安定性
電波安定性はファントムと比較しても素晴らしいの一言です。
なんでもMIMO方式という伝送方式で干渉に強いのだとか。電波が途切れたことってほとんど無かったかも、ファントムと違って。
Mavicから初めた人、これが当たり前と思っちゃダメですよ(笑 ファントムもインスパも物陰など入ると平気で電波途切れてゴーホームちゃいますから。

7.雪山(寒いところ)での飛行
バッテリーは温めておきましょう。とりあえず温めてからホバリングでさらにウォームアップして飛ばしていましたので、
寒さによる電圧急低下は防げました。なお、寒いところ&標高の高いところでバッテリー2度使いはご法度ですよ(笑

8.総合評価
ファントム1〜ファントム3など使ってからMavicなわけですが、総じて素晴らしい機体だと思っています。
価格以上の性能を持っている機体だなと。
山やる人などは、Sparkも気になる人も多いでしょうけど、(伝送方式は全く異なるので)Sparkは伝送が相当弱いと思ったほうがよいと思います。
次のMavic2はどこを強化してくるのか気になりますが、伝送方式だけは変えないでもらいたいです。

 

MavicはDJI直販で買いました。発売直後などは直販のほうが届くのが早いです。(最近ではDJIゴーグルも早かった)。ただし今から買う人はポイントの付く楽天とかのほうがお得かも? 

Th 2016 10 02 13 41 14

こちらはアマゾン、楽天。


Comments
  
  ※tweetボタンを押してツイッター経由でコメントが書き込めます