›September 18, 2017

マイクロドローンでFPV(5.8GHz無線局開局)

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もうだいぶ前(今年の5月)になるんですが、いまドローン界隈で流行りのマイクロドローンを購入。
海外では「TinyWhoop」とか呼ばれているやつね。大きさ数センチ、重さ20グラム程度のちっちゃい機体にFPV用のカメラを搭載しててプロペラガードも装備。
小さいので当たっても全く痛くないし、物が壊れることもなくて安全に飛行が楽しめる。

ただし、映像伝送の電波は5.8GHz帯を使っているため、日本ではそのまま使うと電波法違反。
なので、5.8GHzの開局申請をして合法的に使えるようにする必要があります。

簡単に流れを説明すると

1.アマチュア無線4級を取得(持ってる人はもちろん省略可。私も持ってたのでここは省略)

2.JARDやTSSなどの保証機関から保証証明を発行してもらう

3.総務省へ開局申請する

の3ステップとなると思います。

1は省略して、2から。
技適が無い海外製品なので、保証証明を受ける必要があるんですね。
これの保証依頼をJARDやTSSに出すのですが、この書類を作るのに総務省の電子申請システムを使います。

サイトにまとめてくれてるところがあったので参考にして申請しました。

だいたいこういうネットの情報を参考にすれば大丈夫なのですが、注意点をいくつか。

・ネットの情報はたいてい新規開局の流れで書いてあります。全く開局したことのない人はそれでOKなのですが、
山やってる人はハンディ無線で開局してる人多いと思いますのでご注意を。その場合は変更で提出となります。

・電子申請システム、IDパスワードを忘れてしまった場合は再発行依頼するのですが、メールではなくて郵送で来ます(笑)
なのでID・パスワードの再発行は時間がかかります。

・TSSとJARDはどちらでも良いのですが、申請数などによって微妙に(絶妙に)料金が違うので比較して検討しましょう。
TSSの保証料(台数に関わらず)  開局:4800円 変更:3000円
JARDの保証料 開局:1台のみなら4,000円、2〜5台は6,000円、5台を超えると8,000円
       変更:1台のみ 3,000円 1台超え 5,000円

・添付資料は、系統図(これは購入時に付属)、補足資料(自分で作成)のみ。だいたいInductrixFPVみたいなメジャーなものはすでに先人が申請しているので、
最低限必要なものだけでなんとかなります(笑

・多少申請内容が間違ってても、保証会社が修正してくれますので安心してください。

保証会社に保証料を振り込むと作業してくれます。数日後にはメールや電話で内容の確認や可否など反応があります。
私の場合は1回修正して、無事「技術基準適合の保証書」というPDFが届きました。
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で、後はこれを電子申請で総務省に提出。無事開局(追加)となります。
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届きました。
ということで5.8FPVマイクロドローン楽しんでます。
あ、ちなみに買ったのは
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<本体>
・HorizonHobbyのinductrix FPV
(買うなら、申請のための系統図を付けてくれるところから買いましょう)

<プロポ>
Spektrum DXE(国内仕様 技適あり)

<FPVゴーグル>
ARRIS(アリス) Eachine EV800 5inch 800 x 480 FPV ゴーグル 5.8G



Spektrum DXE国内仕様はモード1だったため、自分でモード2に変更。
ここのYoutube映像が参考になりました。ありがとうございました。 https://www.youtube.com/watch?v=Fq3YQ5-keqo

安全で楽しいドローンライフを!

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※こうやって撮ると、すんごい高いところ飛んでるみたい(笑



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