キャンプで作る手抜きベーコン!お手軽だけど美味しいベーコンの作り方

アウトドアクッキング

キャンプでは何度かベーコン作りに挑戦したのですが、手間暇を割としっかりかけないとなかなか美味しくできないのが課題でした。

今回、だいぶ手抜きで塩抜きすらしない、極力手間をかけないのに、ちゃんと美味しく本格的なお味のベーコンが出来たのでご紹介します。

材料・必要素材

・豚バラ肉ブロック 適当(作るぶんだけ。いつも500gくらいかな)
・塩、胡椒、お好みでハーブ類 適量(ハーブ類はなくてもOK)
・ピチットシート
・燻製シート
・燻製フック(肉を吊るす機材)

作り方

事前準備

お出かけ前の下準備。出かける前の3日前くらいから仕込みます。土曜出発なら、水曜日から準備。
塩漬けの方法には「湿塩法」と「乾塩法」の2種類がありますが、手抜きなやり方なので乾塩法です。ソミュール液は作りませんし、塩抜きすらしません。
ということでまずはお肉に塩、胡椒をまぶし、よく刷り込みます。乾塩法かつ、面倒な塩抜きもしない工程なので、肉の総量に対して1%くらいの塩分量が目安。濃いめがよい人はもう少し多くても。このときにお好みのハーブ類をいれてもいれなくても。
その後にピチットシートで脱水します。

ピチットシートで肉をしっかりくるんでジップロック等にいれて冷蔵庫へ。1日経ったらひっくり返して、合計2日間脱水。

2日経ったら、ピチットシートから肉を取り出し、今度は燻製シートに包んでジップロック等に入れ冷蔵庫へ。

これなかなかのスグレモノ。

燻製シートにくるんで1日。冷蔵庫から取り出し、そのままクーラーボックスに移して、冷やしたままキャンプ場へ。

キャンプ場で

キャンプ場では肉をつるして、煙をあてながら燻しつつゆっくり火入れをします。
私は昼間すぐにはじめて夜寝る前までゆっくり燻してますけど(6時間〜8時間くらい)、あとで焼き直すなら短くてもOKです。
なお、吊るすフックはSOTOの燻製フックを使ってます。先が尖ってて肉が刺さりやすくていいです。少々割高ですけど。

そのまますぐに食べても悪くはないのですが、おすすめはひと晩おいて朝食べること。

しっかり燻製風味もあって本格的な味。脱水もしっかりできてるから肉の味がぎゅっと凝縮されて本当に美味しいです。

ベーコンエッグにしていただきました。

ポイントは面倒な工程をなくしつつも、本格的なお味に仕上げるための部分は削らないこと。脱水をしっかりする、燻製風味をつける、じっくり火入れする。3日前から準備する必要ありますけど、ほとんどくるんで冷蔵庫にいれてそのままなのであまり面倒くささはありません。乾塩法でソミュール液も作らず、さらに塩抜き作業もありませんので、とても簡単です。どうせすぐ食べきってしまうので、塩分量は食べてちょうどいい量で調整して塩抜き作業工程をなくしています。
キャンプ場でも、本来は煙をしっかり当てていぶす必要がありますが、事前に燻製シートで燻製風味をつけていますので、あまり気にしなくてよいです。吊るして遠火でゆっくり火入れをしてあげてください。

これで美味しい本格的なお味のベーコンができちゃいます!

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