今シーズンもいろいろ試行錯誤しながら個人的にいい感じに板に乗れたときのことを言語化してまとめてみました。今日はそのメモを整理し、ターンの質を高めるための重要ポイント(と個人的に感じた点)を共有します。

基本姿勢とポジショニング
体勢の基本
- ローポジションを心がける(低い姿勢が安定感を生む。また内倒やローテーションの防止にもなります)
- 手は常に前に出す(バランスの要、後傾防止の鍵)
- ニュートラルポジションを意識(ターン間の切り替え時に足の位置を確認・修正)
- スタンスは気持ち広めに取る(内足が邪魔にならず、エッジングに余裕ができる)
重心の置き方
- 両肩を使って両足に均等に荷重する
- ターン中は外肩に体重を乗せて外向傾を作る
- 重心移動は横~斜め前方向へ(単なる左右ではなく、わずかに前への意識も)
ターンの実行と技術的ポイント
エッジング・切り替え
- 両足同時にエッジの切り替えを行う。大事なのは両足の向きや傾き(エッジ角度)を同じに揃える意識
- 切り替え時は次の外足になる足に力を加えながらニュートラルに移行
- 内足を引くことで両足のエッジ切り替えを円滑に
内足と外足の使い分け
- 内足をたたむ(後ろに引きつつ、おなかのほうに引きつけるイメージ)
- 同時に上体をブロッキング(固定)
- 内足の膝と脇腹をくっつける感じの動きを意識
- 外足を伸ばして荷重(単に止めるのではなく、積極的に使う)
ターンの力学
- 左右への重心移動大事、基本
- 外足で斜め後ろを蹴るイメージ
- 板を無理に回さない(サイドカットの効果を信じる)。重心移動と角付けで自然にターン
- 膝で捻らない(下半身のひねりが横滑りの原因に)
アンギュレーションと外向傾
- アンギュレーション(角付け)を意識する
- 肩を内側に入れる動作を積極的に行う
- 肩を入れつつ外向傾を作り、外足に乗るという流れを作る
- 外足側にひねり、外足側の肩を下に押すことで理想的な姿勢が完成
まとめというか最後に
個人的なメモなのですが、自分用の振り返りと誰かの気づきになれば幸いです。あとはYoutubeとかでプロの方が教えている動画もたくさんありますのでそっちを参考にするといいと思います。
あくまで個人的なメモを基にしたものです。スキーレベルや体格、スキー板の特性によって最適な動きは異なります。ご自身に合った形で参考にしてください。
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