Salomon QST 94 試乗レビュー:バランスの取れた万能選手

スキー板試乗

名門スキーブランド「Salomon(サロモン)」の人気オールマウンテンシリーズ「QST」の新作モデル「QST 94」を苗場スキー場で開催された試乗会でテストする機会を得ました。実際の滑走感と各方面からの評価をもとにレビューします。

※この文章は、自分のコメントとAIで収集した口コミ情報をもとに生成AIで再編集の上書かれています。

第一印象:バランスの取れた万能選手

Salomon QST 94を履いて最初に感じたのは、その素直な乗り味です。「尖ったところはないが、そつなくいろいろこなせる優等生イメージ」という印象を受けました。まさにオールマウンテンスキーとしてのバランスを重視して設計されたスキーという感じです。

滑走フィール:素直な動きと安定感

実際に苗場のゲレンデで滑ってみると、QST 94の特徴が明確になります。「ターンしやすいがエッジグリップ感はあまり強くない」と感じました。これは同日に試乗した他の板と比較しての印象ですが、強烈なエッジホールドというよりは、「素直に動いてくれて、ズラしやすい印象」という特性が際立ちます。

この特性は、さまざまな雪質や地形に対応するためのものと思われます。試乗時には「オールマウンテン的にいろんな場面や雪質で安定して滑れそう」と感じましたが、これはまさにQST 94の設計意図に合致するものでしょう。

技術的特徴:洗練された構造

QST 94の技術的特徴を見てみましょう:

  • ウエスト幅94mm:オールマウンテン向けの中庸な幅
  • サイズ展開:156, 164, 172, 180, 188 cm
  • ディメンション:134-94-120 mm(180cmモデル)
  • ターン弧:16.5m(180cmモデル)
  • 重量:約1860g(片足、180cmモデル)
  • コア素材:ポプラウッド + バサルト繊維 + チタニウム補強 + ファイバーグラスラミネート
  • ベース:シンタード

QSTシリーズ全体の特徴として、フリーライドプロフィールを導入したツインロッカー構造があり、これによって様々な雪質や地形に対応できる高い走破性を実現しています。また、ダブルサイドウォール技術を採用することで、94mmというウエスト幅を感じさせない俊敏な動きを可能にしています。

多様なコンディションでの性能

ゲレンデ・圧雪バーン

QST 94は、そのバランスの取れた特性からゲレンデでも快適に滑ることができます。強力なエッジホールドというよりは、素直に動いてくれる特性が、カービングターンからズラしのターンまで幅広いターン技術に対応します。

非圧雪・パウダー

94mmというウエスト幅は、QSTシリーズの中では最も細めのモデルですが、それでも一般的なゲレンデスキーよりも幅広であり、軽いパウダーやツリーランにも対応可能です。「食い散らかされた非圧雪コースでも軽快に滑ることができる」という評価もあり、オフピステでの性能も十分に備えています。

QSTシリーズ内での位置づけ

サロモンのQSTシリーズには、ウエスト幅によって様々なモデルがラインナップされています:

  • QST BLANK: 139-112-128mm(R19)- パウダー向け最太モデル
  • QST X: 新モデル – 「遊べるおもしろ板」と評価
  • QST ECHO: 139-106-126mm(R19)- パウダー性能重視
  • QST 106: 139-106-126mm(R19.5)- 人気の汎用モデル
  • QST 98: 132-98-120mm – シリーズ中「最も多様性に富んだモデル」
  • QST 94: 134-94-120mm – 最も細めのオールマウンテンモデル

このラインナップの中で、QST 94は最もゲレンデ向きのモデルとして位置づけられながらも、オフピステでの性能も損なわないバランスの取れたスキーとなっています。

2025-2026シーズンモデルの進化

2025-2026シーズンのQSTシリーズは全体的に見直されており、QST 94もQST 92からサイズアップした新モデルとして登場しています。QSTシリーズの他モデルについては「板の構造自体から見直され、まったく新しいモデルになりました」との評価があり、「全体的にしなやかに感じました」「板全体が自然にしなる感じ」といった特性が報告されています。

QST 94についても同様の進化が見られ、前モデルであるQST 92と比較して、より洗練された性能を提供していると考えられます。

対象スキーヤーと相性

QST 94は以下のようなスキーヤーに特におすすめできます:

  • ゲレンデメインだが時折パウダーやツリーランも楽しみたい方
  • 様々な雪質や地形に1台で対応できるスキーを求める方
  • 初中級から上級者まで幅広いレベルのスキーヤー
  • 極端な性能よりもバランスの良さを重視する方

一方で、「ギュンギュン走る板ではない」「よく言えば、オールマイティで楽、辛口に言えば普通すぎてつまらない」という評価もあり、特定の条件(ハードなパウダーやレーシング等)に特化した性能を求めるスキーヤーには、QSTシリーズの他モデルや他のラインも検討の余地があるでしょう。

総評:安定感のあるオールラウンダー

Salomon QST 94は、尖った個性はないものの、様々な条件下で安定したパフォーマンスを発揮するオールマウンテンスキーです。「そつなくいろいろこなせる優等生」という表現がぴったりで、一台で幅広い滑りをカバーしたいスキーヤーにとって頼りになる相棒となるでしょう。

エッジグリップ感はやや控えめですが、その分ズラしのターンも含めた多様なターン技術に対応できる懐の深さがあります。2025-2026シーズンモデルとして、前身のQST 92からさらに進化を遂げた万能選手です。

試乗会情報

今回の試乗は「2025 NEW MODEL 試乗会 in 苗場」で行われました。この試乗会は株式会社ドリームゲート主催で、2024年3月16日(土)9:00~15:00、17日(日)9:00~14:30に新潟県の苗場スキー場で開催されました。

参加ショップにはプロスキーショップ アスペン、エフジャンク、フソウ&ブーツチューン、スキーショップ ベイル、ホワイトクリフ、ベイル&ホワイトクリフ ネットショップが名を連ね、アメアスポーツジャパン㈱、テクニカグループジャパン、エランジャパン㈱、小賀坂スキー販売㈱、グループロシニョール㈱、㈱ゴールドウイン、HEADジャパン㈱、マーカーフォルクルジャパン㈱などが協賛しました。

様々なカテゴリーのスキー板を試すことができる貴重な機会でした。その中でもSalomon QST 94は、バランスの取れた性能で印象に残るモデルでした。

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