【実況〜明日にかけて】
サハリン付近に寒冷渦があり停滞中。日本付近は西高東低の冬型気圧配置、ただし、東北や北海道が中心の弱い冬型。
日本海西部~能登半島付近にはシアーライン、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が顕在化。
FXJP854
付記した赤い実線は285K線シベリア気団の目安。
等相当温位線がゆがんでいるところがシアーライン(JPCZ)
日本付近は3日にかけて冬型の気圧配置が続く。
JPCZ 近傍では大気の状態が不安定となる。北陸地方を中心に2 日昼前から3 日夜にかけて、落雷や突風に注意。
衛星赤外画像。日本海にJPCZの雲域。
MSM本日12時 降水量。日本海のシアーラインと、日本海側の降水(降雪)域が顕著。
気温は一応850hPaマイナス5度ラインが新潟・群馬の県境エリアまで。寒気は強くない。
【週間の予想】
850hPa気温偏差。4日から5日にかけて気温低下、冬型強まるものと思われる。その後7日〜8日あたりにかけて気温上昇、暖気流入予想。
週間アンサンブル予想図。4日〜5日冬型、6日移動性高気圧の場、7日〜8日に低気圧通過。
5日3時GSM。等圧線が縦の冬型(山雪型)。湯沢などでしっかり降雪があるものと思われる。
5日3時GSM 850気温。マイナス5度ラインが群馬〜埼玉県境エリアまで南下。
一方、こちらは8日15時GSM。発達した温帯低気圧の通過予想。
同じく8日15時GSM、850hPa気温。
こりゃ、標高1500mの山々もしっかり雨ですね。一番パウダー率の高そうな正月明けのこの時期に雨予想..。
寒気は続かないし雨は降るし、近年まれに見るくらいの暖冬ですな。
コメント