2020-01-03 パウダー予想のための気象情報

気象・天気予報・パウダー予想

【実況〜明日にかけて】

オホーツク海付近には、-45℃以下の寒冷渦があってほとんど停滞、また寒冷渦直下には対応した低気圧があって、こちらもほとんど停滞。

日本付近は弱い冬型気圧配置。
日本海には、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)があって、日本海西部から北陸地方を指向。JPCZ 近傍の北陸地方を中心に大気の状態が不安定となって、雨や雪が降り、発雷を検知。

日本付近では4 日にかけて引き続き冬型の気圧配置が続くが、4日から5日にかけてはさらに下層寒気が強まる。
500hPa 5340m~5460m でトラフが顕在化して深まりながら南東進し、4 日夜には -33℃以下の寒気を伴って東日本に達する。

4日21時FXFE504

トラフの接近に伴い、JPCZ上の日本海西部で4 日朝には低気圧が発生して東南東進し、4 日夜には北陸地方に達する。これにより、局地的に降雪が強まる可能性あり。
低気圧近傍では気圧の傾きが急になるため、4 日午後からは強風や高波にも注意。

4日12時、850hPa相当温位。シベリア気団目安285K線が日本海上で湾曲。低気圧発生のはじまりとなる。

4日12時、4日21時GSM 降水量。

5日9時 850hPa気温。

<追記>日本海側では、本日(1/3)の昼過ぎから降雪が強まりそうです。以下LFM(局地数値予報モデル)より

 

【週間の予想】

850hPa気温偏差

4日から5日にかけて冬型の強まり気温低下。その後6日にかけて移動性高気圧に覆われ晴れるが長く続かず、高気圧後面より温帯低気圧が接近。7日から8日にかけて発達した低気圧が日本付近を通過。暖気流入により気温も上昇。
低気圧通過後は再び冬型となる見込み。

8日あたりの温帯低気圧は、850hPa(標高約1,500m)でも大きくプラス気温となり雨が降る可能性が大きい。雪不足のスキー場には大打撃となる可能性が大きい。

低気圧通過後の冬型も長くは続かず、再び低気圧が通過予想となる。こちらも暖気流入、雨の可能性。

13日3時 GSM

画像は13日3時GSM。再度850hPaでプラス気温、本州のスキー場雨の可能性。
この2連発が本当に来た場合、各スキー場は1月中旬にもかかわらず、相当な雪不足となる可能性が出てきている。。記録的な暖冬の可能性あり。

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