2020-01-11 パウダー予想のための気象情報

気象・天気予報・パウダー予想

【実況~明日にかけて】

沿海州から中国東北区にかけての500hPa5340~5400m にはトラフがあって東進。対応する低気圧が日本海西部にあって、南東に進んでいる。

本州付近は目立った降水はない。

LFM13時。日中の天候も問題なし。

12 日朝には、500hPa5400~5580m のトラフが西日本に接近し、西日本から東日本は西南西流場に移行する。11 日夜までには東シナ海に低気圧が発生して東進。

トラフに対応して、東シナ海の低気圧はやや発達して前線を伴い、日本の南を東進。12 日夜にはトラフはゆっくりと東日本付近に進み、日本の南の低気圧と前線も、伊豆諸島の南に進む。
また、12 日朝には日本海にも低気圧が発生、12 日夜にかけて北陸地方に接近するため、北陸地方を中心に大気の状態が不安定となって、雷を伴って雪や雨となる。

ただし、当初GSMで予想されてたほどの発達はなく、降水も限定的。

暖気流入もさほどではなく(といっても平年よりは暖かいわけだが)

【週間の予想】

全般的に平年より気温高め。

アンサンブル資料
「期間の中頃は低気圧が千島の東付近に進み、高気圧が大陸から日本付近に張り出すため、日本付近は一時的に冬型の気圧配置となる。その後次の低気圧が日本海から東日本付近を通過する。期間の終わりは低気圧通過後日本付近は再び冬型の気圧配置となるが、長続きせず、さらに次の低気圧が東・西日本付近に進む。」

期間中、低気圧が何度か通過、一時的な冬型はあってもあまり長続きしない予想となっている。

13日12時GSM。12日の低気圧通過後。弱い冬型。

15日3時GSM。次の低気圧。

若干暖気流入。が、850hPa(標高約1500m)付近ではマイナス気温をキープ。

15日21時GSM。低気圧通過後一時的な冬型も続かず。

16日12時GSM。高気圧の場。後面からは次の低気圧。

17日15時GSM、低気圧。

暖気流入は限定的。もちろん、平年よりはずっと暖かいのだけど。。

1500m以上など、高標高帯は1週間を通してみてもなんとか大丈夫か。とはいえしっかりとした冬型がこないので、降雪が増えないわけだが..

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