【実況〜明日にかけて】
7 日、冬型が緩み、日本付近はリッジ場となり高気圧が西・東日本を覆う。
今回の寒気による降雪。48時間降雪量。湯沢〜妙高などで降雪の多い山雪型。アメダス 計測地点は街中にあるため、スキー場など山沿いはさらに多く、1m以上の降雪となったところも。
500hPa 5100~5220m 付近と5340~5400m 付近のトラフが沿海州付近に進む。トラフの深まりに伴い、7日朝には日本海で低気圧が発生、7日夜にかけて前線を伴い津軽海峡付近に進む。そこからのびる寒冷前線が、8日朝にかけて東北地方から関東地方を通過、東北日本海側から北陸地方を中心に大気の状態が不安定となる。
7日夜から 8日午前にかけて、落雷や突風、局地的な雨や雪の強まりに注意。また、トラフ接近に伴い、8日朝には日本海で地上シアーラインが顕在化、8日夜にかけてゆっくりと南西進する。シアーライン近傍やその延長線上では、落雷や突風、局地的な雪や雨の強まりに注意が必要。
7日21時MSM。日本海に前線が伸びる。
8日3時MSM。日本海にシアーラインが顕在化。
8日17時MSM。日本海のシアーライン(JPCZ)から伸びる降水域により、降雪あり。9日にかけて次第に下層寒気強まり、冬型へ。
【土日の降雪予想と週間の予想】
8日0時~9日18時までの降雪(降水)状況をGIFアニメで。
なお、9日0時まではMSMデータ(39時間圏内)、以降はGSMデータとなっている。
日本海側の降雪スタートは8日3時くらいから。
日本海の等圧線のたわみ(シアーライン)の影響もあり、里雪傾向でのスタート。 8日のゲレパウのリセットは降り出しが遅いため少々厳しい可能性。 その後
その後8日夜からは冬型での降雪、下層寒気も強まる予想。9日朝は場所によってはリセットもありそう。
新潟地方気象台の予想も、明日朝までの降雪は里雪傾向。
しかし平年より低い気温なのも9日まで。その後は高温傾向となる見込み。
850hPa気温偏差。北海道は12日~14日平年より10度ほど高い。
500hPa高度。 日本付近の高度は上昇し、全国的に顕著な正偏差に覆われる。
14日15時GSM。トラフ前面、低気圧に伴い暖気流入。
850hPa気温、なんと5度以上。
800hPaでも5度近い気温。標高2,000mでも雨な予想。
その後の冬型(と呼べるのか?)もいまいちな感じ(弱い、一時的)
2月後半に期待したいところなのだが..
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