11/5 DJIの新型極小ドローン、DJI mini2が発表になりました。今回から「Mavic」が取れて、「mini」だけになってしまいましたね。Osmoもそうでしたけど、ネーミングに関してはこういう方向性なのでしょうか。
それはともかく、mini2発表です。今回もほぼ事前リーク通りでしたのであまりサプライズは無かったのかなーと思います。とはいえ、基本性能がアップして200g未満機のカテゴリーではダントツの性能を誇るドローンに仕上がっています。
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DJI mini2のポイント
ポイントは以下の通りです。
・OcuSync 2.0搭載。ロングレンジフライトが可能に
・動画が2.7Kから4Kへ。静止画はRAW対応
・飛行速度が上がって、風に強くなった
・Mavic miniのバッテリーやアクセサリーが流用できる
OcuSync 2.0搭載。ロングレンジフライトが可能に
Mavic miniでは動画転送の電波が弱く、100ｍも飛ばすと映像が届かなくなることもちらほら。建物の裏に回り込むなんて怖くて出来ませんでした。それがMavic2で定評のある、OcuSync2.0搭載です！最大伝送距離は6.0km。そこまで飛ばすことはないにしろ、1kmが安心して飛ばせるのはデカイです。また、OcuSync2.0ということはスマートコントローラーやDJIゴーグルへの対応もありそうですよね。個人的にはDJIゴーグルへの対応してくれるとありがたいです。（持ってるので）
安心して飛行できるようになった、これはとても重要なポイントです。
動画が2.7Kから4Kへ。静止画はRAW対応
前回のMiniでは、動画は2.7Kでした。今回から4K対応、ビットレートも４０から１００Mbpsにあがり、画質の向上が期待できそうです。
また、静止画もRAW対応になり、撮ったものをしっかり現像したいという静止画派の人も満足できるバージョンアップ。
飛行速度が上がって、風に強くなった
ノーマルモードで、8m/s から 10m/sへ。スポーツモードで、13m/sから16m/sへ。風速10mでも耐えられる飛行性能に。Miniは風に弱くて、強風な日は早々に諦めてましたけど、これくらいだとかなり使えそうですね。山など稜線付近ではどうしても風が強い日が多いので、ありがたいです。なお、Mavic2はスポーツモードで20m/sなので、さすがにMavic2にはかなわないです（当たり前）でもだいぶ近くなったので実用性が高まったといえそう。
なお飛行時間は18分と、前機種と同等。サイズ（重さ）の制約ゆえに仕方ないところか。
Mavic miniのバッテリーやアクセサリーが流用できる
地味に嬉しいところなのですが。DJI製品って、メジャーアップデート機種で過去のバッテリーが使えたことがあまりなかったのですが今回は可能です。
バッテリーは仕様が変わっていますが、旧型のバッテリーをMINI 2 に利用することが可能です。過去の資産を使えるのはうれしいですね。しかし残念ながら新バッテリーは旧Mavic Mini では使えませんので注意が必要です。
実際、筆者も旧Mavic Mini を2機所有していますが、バッテリー（6本所有）にプロペラガード、NDフィルター、予備プロペラなどがそのまま使えるので…
ただし、旧型バッテリーを使うと全体重量に差が出てしまうため、その点は注意が必要そうです。
なおバッテリーの価格は
DJI Mini 2 インテリジェント フライトバッテリー (1065 mAh) 5,280円
Mavic Mini インテリジェント フライトバッテリー (1100 mAh) 4,730円
500円ほどアップしています。
結論、買うべきかどうか
小型ドローン、エントリー機をまだ持っていないユーザーにとってはほぼ死角がなくなったこちらの機種は間違いなく買いでしょう。たしかに値段は上がりました。
DJI MNI 2 本体は59,400円（税込）、DJI MINI 2 Fly More コンボは79,200円（税込）です。
単体で見ると、前機種の46,200円から約13,000円ほどアップしてます。しかし、電波性能だけを取っても、その価値は十分にあります。miniの電波はおもちゃの域を出ませんでしたが、mini2のそれはプロ機と同等です。
一方、前機種を持っているユーザーは悩ましいところです。mini一式を売却して2を購入するか、miniをサブ機として、バッテリーやプロペラガードを流用することを考えて、単体買いするのもいいかもしれませんね。
ひとつだけ言えることは、200g未満の改正航空法にかからない機種としては現時点ではパーフェクトな機種ということです。
あ、今回はあまり急がないしポイントが付くので楽天にしちゃいました。いつもは公式サイト派なんですけどね。
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