【実況〜明日にかけて】
高気圧が、日本の東にあって東へ移動。伊豆諸島付近には地上のシアーラインがあり、関東太平洋側を中心に降水。
ボッ海には500hPa5400~5520mにトラフがあって東進。朝鮮半島から東シナ海には前線があって、前線上の日本海に低気圧が発生。
トラフは深まりながら東進して22 日は日本海を北東進し、23 日朝にオホーツク海に達する。低気圧は発達しながら日本海を北東進、23 日朝にオホーツク海に進み、寒冷前線が北日本から西日本を通過していく。
22 日は日本海の低気圧や前線に向かって南よりの風が吹き、東日本と北日本では850hPa の気温が平年より10℃前後高くなる。積雪地ではなだれに注意。
低気圧や前線に向かって850hPaθe300K 以上の下層暖湿気が流入、また寒冷前線通過後はトラフに伴って500hPa-30℃以下の寒気が流入するため大気の状態が不安定となる。西日本は22 日夜にかけて、東日本や北日本は22 日昼前から23 日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、短時間強雨に注意。
23 日は寒気移流も強く、冬型の気圧が強まる。
低気圧の発達に伴って気圧の傾きが大きくなるため、北日本から西日本の広い範囲で強風や高波に注意。
MSM降水量から推測すると、湯沢方面の降雪量は前回よりも少なくなりそう。
冬型は23日の日中続き、夜にかけて次第に緩む。
24日、トラフは日本のはるか東に進み、日本付近は西北西の流れとなる。地上は次第に西から高気圧に覆われる見込み。
【週間の予想】
月末にかけて気温の低下。寒の戻りがありそう。
26日夜〜27日にかけて、冬型気圧配置となり、日本海側での降雪見込み。
その後29日にかけて日本付近を通過する低気圧は発達する計算となっているため要注意。
低気圧通過後は一時的な冬型となる可能性。
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