初秋の賭けがもたらした奇跡:10月パウダーでのシーズンイン

2023-2024シーズン

2023-2024スキーシーズンの幕開けは、予想外の場所で、予想外の時期に訪れました。10月という、多くのスキー愛好家がまだ夏の余韻に浸っているような時期に、私は立山でスキーシーズンをスタートさせることになりました。この記事では、その時の体験を振り返りたいと思います。

扇沢からスタート

2023年10月21日、冬型の気圧配置が強まり、立山でまとまった雪の予報が出ました。
とはいえまだ10月です。満足に滑れるかどうかはある意味賭け。

一緒にこの賭けに乗ってくれた、motokiさんありがとう。

長野側の扇沢からアルペンルートを経由して室堂へ向かうことにしました。室堂の気温はマイナス4.7度。

途中の黒部ダムでは紅葉と雪のコントラストが美しく、黒部平では雪で真っ白に染まっていました。

室堂では深い雪が降り積もっており、翌日に期待が高まります。

みくりが池温泉での宿泊

この夜はみくりが池温泉に宿泊し、翌日への準備を整えました。心地よい疲れと期待感に包まれながらの休息は、これから始まる冒険への最高の前夜祭でした。

みくりで滑りに来ててスキー立てがないのを見たのは初めてかも。

10月立山、奇跡のパウダー!

2023年10月22日、予報通りの晴天に恵まれました。

室堂ターミナルで荷物をデポした後、浄土山方面へと向かいます。

足下に感じるパウダースノーの感触は格別で、積雪は予想以上にありました。

この日、3本の滑走を楽しみ、10月にしては珍しいパウダースノーを満喫しました。

半信半疑ながら訪れた立山ですが、その決断は大正解でした。

斑尾のヤベー宿こと、Lodge Raveさんにばったりお会いして途中ご一緒しました。
噂にたがわぬ変態ぶりでした(褒め言葉)

10月にしては珍しい雪景色の中を滑ることができたのは、まさに奇跡とも言える体験です。この秋立山はスキーシーズンの幕開けとして、忘れられない記憶となりました。

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