›November 30, 2013
バックカントリー立山空撮・パウダースキー
DJI PHANTOMで念願の立山空撮。
いい絵が撮れて満足!
しかしいろいろ問題点も。
ローリングシャッター現象が時折。ピーカンパウダーでは60fpsで撮るか、NDフィルターを付ける必要ありそう。
あとはバッテリー問題。低温時、バッテリーの持ちが著しく低下。
保温するようにしないと。
テイクオフ前にバッテリーチェックするんですが、満充電にもかかわらず飛んだ瞬間低電圧モードに入って飛べなかったこともありました。
映像の色は、SONYのほうがやはりいいね。(ピーカンパウダーでは)
AS15はそのまま使い、GoProの映像はカラコレしてAS15の色に合わせました。
3+で改善されたとはいえ、やはり黄色寄りで雪の映像では気になりますな。
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秋立山2013 Day2
この日は室堂周辺でとのお達しがありましたので近辺で。
ちなみにこの日、前日の夜景設定のまま高ISOで撮っていたのでボツ写真ばっかりでしたw ノイズもお多いorz
凸凹わかりづらくて平衡感覚が。。
仕方ないのでいくつか滑ってから休憩。
最後のひと滑りがなかなかよかったなー。
室堂周辺なのでノートラックとはいかなかったけれど。
いつもの食事の後、小屋締めの宴会が行われます。
小屋を締めるからいろんな食べもの、生ビール、日本酒、焼酎などお酒がありったけ振る舞われます(無料)
幻魚(げんげ)のからあげだって食べ放題w
ごちそうさまでした。食べ過ぎ飲み過ぎw
翌日は予報通りトラフ&日本海低気圧接近で悪天候。
朝イチで降りて帰りました。
いろいろありましたが今年も楽しい立山ツアーでした。
ご一緒させていただいたゆきうさぎMLの皆様、今年もありがとうございました。
秋立山2013 Day1
写真メインですが1日目のを。
›November 28, 2013
2013.11.23-24 立山の雪崩
まずは今回の雪崩によりお亡くなりになられた7名の方のご冥福をお祈り致します。
報道で名前を確認し、知り合いの方が含まれていることに非常に驚き、絶句しました。
私も参加させていただいているグループの一員の方で、とても経験豊富な方でした。
一度だけBCツアーにご一緒させていただいたことがありました。本当に本当に残念でなりません。。。。
情報によると雪崩は10時55分に発生とのこと。
その頃出発の準備をすべくみくりが池温泉の宿にいましたが、11時過ぎにすぐに宿の方から情報を確認しました。
(雪崩の一報をツイートしたのが11時10分なので、聞いたのはそのちょっと前くらいか)
巻き込まれた人がいるようだとの話でした。
宿を出て、大走り方面を確認すると、破断面もデブリまでの距離も相当な大きさで非常に驚いたのを覚えております。
(実際にはsize3の規模とのこと)
このクラスの雪崩を間近で見るのは初めてでした。
#雪崩の詳細についてはJANのレポートをご覧ください。
破断面もくっきり。。
間もなく救助のヘリと、報道関係のヘリが飛んで来ました。
このときはテン場付近で心肺停止の方が数名いるという情報を聞いており、なんとか助かってほしいと祈る気持ちでした。
ただ、驚いたのはこのような大きな雪崩事故があったにもかかわらず、すぐとなりの雷鳥沢など近くの同じ向きの沢を滑っている人が大勢いたこと。
あれを見てもなお近くの同様の地形斜面に行くという選択が私には理解できません・・。
結果的に夕方近くになり、雷鳥沢や山崎カール付近で雪崩が発生しました。
山崎カール付近での雪崩。
こちらは右下に見える人がいるところ手前まで雪崩が迫ったらしい。
雪煙の上がる瞬間を目撃しました。こちらの写真はその直後に撮った写真。
これ以外にも浄土や雄山の裏などいくつかの場所で雪崩が頻発していたようです。
この日(24日)は真砂岳周辺の斜面を含め、広いエリアに入山規制が出されていて、室堂周辺で滑ってくださいと言われておりました。ですが、その昨日雪崩れた大走りの近辺を登っていた人がいたようです。全く何を考えているんでしょうか..。
こういった無謀な行為をする方が増えることで、真面目にやっている人も一緒に批判されてしまうのはとても残念です。
ただ一方で、あの雪崩を見る前の土曜日朝イチの状況ではちゃんと判断できただろうか、そんな思いもあります。
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(1)大走りでの雪崩が起きる前
例えば私が前日入りして朝イチフィールドに出ていたらどうだっただろうか?
大走りの沢はいかなかったと思うが、雷鳥沢付近や山崎カールは行ったかもしれない。
事故に合う可能性だって少なからずあったと思う。
山岳ガイドの廣田勇介さんのブログでは、
「雪崩ネットによる調査でわかった今回の雪崩の引き起こしたと思われる原因は、事故前日まで続いた荒天によってもたらされた雪によるものではありませでしたし、あられでもシモザラメでもありませんでした。弱層と滑り面はそれよりもっと以前(15日以前。形成日に関しては検討中)に形成されたと思われるもの」
「プロでも正確に認知していたか疑わしい今回の不安定性の認知を、週末戦士の方々に求めるのは酷な事だと思いませんか?」
と書かれていました。
たしかに予測が非常に難しい雪崩。
ただ、今回の大惨事は沢地形で起こっており、やはりリスクが高い状況下ではボトム部分も含めて沢地形を極力避けるようにしたいものだと感じました。
最悪の事故を回避するために、「雪の状態」だけでなく、「地形」、「人(行動)」など、いわゆるアバランチ・ハザード・トライアングルの基本に立ち返り、リスクを減らす行動が必要だと痛感しました。
基本だけに当たり前のことなのですが、あのドピーカンパウダーの斜面を前にして、また多くの人が我先に飛び込む状況下で、きちんとそれが出来ていたかは自問しなければいけませんね。。
また、様々なレベルの人で混雑する立山では、「人」のリスク(実際言葉の通じない外国人が危ない行動をしていたという話もある)も高く、想定外・常識はずれの行動を取る人がいる可能性も考えなければいけないのでしょうね。
(2)大走りでの雪崩発生後
レベル3のあの雪崩を見てなお、すぐ近くの同様の地形斜面(沢斜面)を滑るというのは、ありえないのではないでしょうか?
あれだけの規模の雪崩が起こった以上、近くの斜面では当然起こりうるものとして行動すべきかと感じました。
従って近辺には当然近づかない。
他の斜面でももちろん起こる可能性は高いので、十分に注意し、リスクを下げるルートや行動、判断をする必要があると思いました。
私たちは雪崩が起きた周辺のエリアは避け、
・斜度の比較的ゆるい
・距離の短い(ボトムまで200mちょっとほど。雪崩のあったところの1/4ほど)
・沢地形では無い
・別の向きの斜面
を選び、リスクを下げたところで滑りました。
(もちろん斜面である以上絶対はありませんが、起こりうる雪崩の規模を小さく見積もることができ、リスクを下げることができます)
起きていないものを予想するのはプロでも難しい。一方で起きた事実の後からは想像しやすい。
ただ、難しいからと言ってそれを放棄してはいけない。可能な限りリスクを減らす努力をしなければならない。
明日はわが身かもしれません。過信することなく、今回見聞きした出来事すべてを糧として今後にいかしていきたいと臍を固めた立山ツアーでした。
しかし、気持ち的には物悲しさを感じずにはいられませんでした。
また春の立山で会いましょう。皆さん事故の無いシーズンを。
›November 14, 2013
GoPro 3+ 日本でも発売
昨日のInterBEEで発表あるだろうと思っていましたがいきなり発売となりましたね。
意外と早かった印象(^_^;)
旧モデルは値下げするのかと思いきやまだされていない様子。しないのかな?それも変な話だけど。。
私はすでに先月入手済みなわけですが、ここまでの感想としては
・画質はさすがに良くなってる。SONY AS15と比較すると断然良い。(まあ価格も倍しますがw)
・夜間も強くなってる。AS15は夜間強いと言われてましたが比較してもGoPROのほうがよい。(比較動画参照)
・動画と同時に静止画も撮れるのは意外と便利。動画は30FPSになっちゃいますが・・。
・3と比べて、色が良くなってる。3のときは少し黄色っぽかった発色ですが、改善されてます。
概ね満足です。
あと、先日追加でGoPRO用の互換バッテリーとして有名なWASABIバッテリー買いました。
3用なのですが、3+でも使えます。ただし、バッテリーチャージャーは3+の純正バッテリーは入りません。
注意が必要です。(チャージャーの突起物を削れば入れられそうですが)
›November 05, 2013
GarminGPSで広範囲に国土地理院地図をインストールできるgsijnxを試した
GPSの地図は、いどんなっぷ地図を使用しておりました。
これはこれでいいのですが、ベクターデータですので国土地理院2万5千分の1などと比べると情報量も少なく、もうちょっと詳しくみたいときも多々有りました。
そういう場合は国土地理院地図をカシミールで切り出し、カスタムマップとして入れておりましたが、大きさに制限があり、ちょっと不便でした。
で、知らなかったのですが、これを一挙に解決する地図、というかツールが登場していました。
もちろん無料です。
gsijnxというツールです。
これを使えば国土地理院の2万五千分の1の地図を広範囲にインストールできます。
地図の変換には結構時間がかかりますが、ちょっとがんばれば東日本全域の国土地理院地図を入れておくことも可能。
ツールはこちらからどうぞ【ymapjnx】Garmin BirdsEye JNX 作製ツール
さてここまで紹介しておいてなんですが、割と面倒です。
それでも使いたいという人のみがんばってみてください(笑)
以下Oregon450、日本語化済みの場合です。
(必ず自己責任でお願いします。こちらの記述通りでなんらかのトラブルがあった場合でも、責任は負いかねます)
(1)Oregon450にパッチを当てる
gsijnx関係で解説しているサイトでは、最新ファームを当ててからパッチという記述をされているところもあります。英語版を日本語化していないモノであればそれでよいのでしょうけど、当方の場合はそれを試したところ、日本語化されなくなったり、地図の地名が表示されなくなったりというトラブルが起きました。そのため、古いバージョンにパッチを当てることにします。
(a)ダウングレード用のファームをダウンロード
こちらのサイトを参考に、ダウングレードのファームをダウンロードしました。
一応直リンクもはっておきます。
(b)パッチプログラムをダウンロード
パッチの配布先はこちら。
「First technique」のあとの「The patcher can be downloaded here」のhereをクリックでダウンロード。
FirmwarePatcher214.zipというのがダウンロードされますので解凍。
(c)パッチプログラムを実行
プログラムを起動して、「はい」を押すと、ウィンドウが開きます。
Adjust firmware version numberのところにチェックを入れて、0を1にします。
そのあとBrowse..を押して、さきほどダウンロードしたOregonx50_WebUpdater__580.gcdを選択します。
パッチが実行されて「Oregonx50_WebUpdater__580_Patched.gcd」というファイルが新しくできます。
(d)ファームの実行
「Oregonx50_WebUpdater__580_Patched.gcd」のファイル名を「GUPDATE.GCD」に変更します。
Oregon450とパソコンをUSBでつなぎ、Garminフォルダ直下に「GUPDATE.GCD」をコピーします。
その後、USB接続を切り、GPSの電源を入れると自動的に更新作業が行われます。
これでgsijnxで変換した地図が表示できるようになったはずです。
(2)地図作成
(a)gsijnxを動かすための各種ソフトをインストールPythonとPIL、それとプログラム本体のgsijnxをインストールします。
ここのサイトを参考にインストールしました。
XPやwindows7等環境によって違いますのでご注意を。
64bitの場合若干プログラムの修正が必要ですが簡単ですので問題ないかと。
(b)gsi_config.txtの書換え
さらに同じサイトのこちらの記述を参考にconfigテキストの設定を行います。
地図の変換は時間がかかりますので、まずは小さい範囲でやってみるといいと思います。
参考サイトにもありますが、まずは緯度経度だけ変更して動作確認してみるのがいいと思います。
なのでconfigテキストの緯度経度の部分だけを参考サイト同様以下に書き換えてみました。
# 緯度経度 その1
latlon1 = (35.486258,139.105682)
# 緯度経度 その2
latlon2 = (35.390822,139.192371)
(c)gsi_start.bat実行
gsi_start.batを実行すれば変換が始まります。範囲が小さいのですぐに変換は終わると思います。
gsi_alps.jnx というファイルが作られていると思います。(書出しファイル名はコンフィグファイルで設定可能)
(d)GPSにインストール
Oregon450を接続、Garminフォルダの下に「BirdsEye」フォルダを作成。そこにjnxファイルを入れます。
GPSをPCから外し、電源を入れれば地図が認識されるはずです。
これで動作確認できたら、さきほどの緯度経度を必要な範囲に設定して書き出せばいいと思います。
(ただし、範囲が大きいと書出しにえらい時間がかかります。なるべく最新の早いマシンで)
私は、関東甲信越の主要な山域と、東北の山域、北海道のニセコ周辺と旭岳周辺のファイルを作りインストールしました。
表示はこんな感じです。(こちらは、いどんなっぷ地図との併用ですが、だいたいこんなイメージかと)
文章ばかりで分かりづらいかもしれませんが、備忘録的に書いておきます。参考になれば。
›November 04, 2013
スキーストック取り付け可能なアクションカムマウント自作
スノーボードと違ってスキーの場合オレオレ棒を使っての撮影はやりづらいですよね。
片手はストック持てなくなっちゃうので。
そんなわけでストックを普通に使いながら撮影できるやり方を模索してたのですが、自作しました。
でもマウントや取り付けパーツを極力軽くし(マジックテープを使ってのアクションカムとの接続)、ストックを自然にふれるようにしました。
また、バランスがとれるようになってるので、意外と重さは感じないですよ。
ワンタッチでストックに取り付け可能ですので、使わないときはザックにしまっておけます。
ま、あとは実際滑ってみてどうかという感じですね。