›March 15, 2008
ピープスフリーライド VS ピープスDSP
※写真は両方DSPです。
ニセコの2日目、スキー場から帰ってからビーコンの練習をしたのでそのときのこと。
所有ビーコン
おれ、tomu PIEPS DSP
Dふく、ゆっこ PIEPS FREERIDE
ちなみにDSPは現在の価格が6万くらい。3本アンテナのデジタルビーコン。
フリーライドは今シーズン発売した1本アンテナデジタルビーコン。価格は2万くらい。
その差3倍。
雪のなかにビーコンを2つ埋めてスコップで掘り起こすところまでの競争で性能比較。
DSP 2分で1個目を掘り起こし、もう1分で2個目。計3分で2個救出。
フリーライド 4分で1個目を掘り起こし、もう3分で2個目。計7分くらい。
当然ながらDSPのほうが早い!
実際にピープスフリーライドに触れるのは初めてだったので使ってみた感想。
矢印の強弱と(方向は出ない)距離を示す数字を頼りに探すのだけど、矢印の感覚がよくつかめない。なんかとにかく動き回って数字が少なくなるほうへという感じでかなりうろうろしてみつけられたという感じ。
ちなみに1本アンテナということもあり、探すビーコンがどういう向きに埋まってるかによってもいろいろ左右されるよう。(実際に対象のビーコンの向きを変えると、距離が大きく変わった)
電波は放物線を描いているので、直線距離とはならないのは当然なのだが、このあたり3本アンテナのほうがうまく補正してくれているようですね。
あとは、DSPと比べた場合、フリーライドのほうが受信する距離が圧倒的に短い。これはちょっと痛いところですね。DSPが50mくらいから受信できるのに対して、フリーライドでは30m以下。
とにかく目測で走って最初の電波をキャッチしなきゃって感じですかね。
でもまあ、方向が分からないのでその分時間はとられるが、使ったことがないひとでも直感的に見つけられるのではないでしょうか。
その意味ではこういった安いデジタルビーコンが発売されたのはすばらしいです。
今までもアナログビーコンなら安いものがありましたが、アナログはとにかく練習が必要ですからね。
とはいえ、DSPとの比較では圧倒的にDSPのほうが価格差分(笑)探しやすいですね。
使ったこと無い人でも一発で探せますからやっぱりすごい!