›June 20, 2011

動画編集・素人っぽさから脱却するためのポイント基本編

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動画編集で素人っぽさをなくすにはどんなことに気をつけたらいいでしょうか。
基本編として簡単にまとめてみました。

1.文字の色をたくさん使わない

文字の色、フチの色、ついついいろんな色を使いたくなりますが、我慢してください(笑)
その色が全体のトーンにあっているか気をつけて、もし分からなければ無難に白文字、黒文字を中心に構成するのがよいかもしれません。

フチもあまり太いとやぼったくなります。
かっこいいイメージを作りたいのであれば、ぼかしたフチをうまく使うほうがよいです。

2.いろいろなフォントを使いすぎてませんか?

フォントも気をつけましょう。たくさんフォントを使いすぎると統一感がなくなります。2種類程度にとどめておくのが無難です。
それとかっこいいイメージを作りたいのであればそれにあったフォントを選びましょう。

3.トランジション効果の乱用は避けましょう

トランジション、ワイプ効果など、編集ソフトにはいろいろ入っていますが、はっきりいってほとんど使いません(笑)基本はカット、ディゾルブなどを中心に。ワイプ効果の乱用は安っぽいイメージになります。
使いたいときは一度問いてみてください。「その効果は本当に入れる必要がありますか?」

意味のないトランジション効果の乱用は映像の質を下げます。

4.文字等のモーション効果の乱用は避けましょう

編集ソフトなどには、プリセットで簡単に文字の動きが付けられるものも多いです。ただし、これも乱用は厳禁。意味のない動きは編集の質を落とすだけです。

意味のある動き。動きに必然性を作ってあげることが重要です。例えばこの動画。

文字の動きは画面全体の動きに合わせて連動しています。つまり動く必然性があります。
なるべく画面全体の中で、その動きの意味を作ってあげると映像の質が上がるはずです

5.音楽のテンポにタイミングを合わせる

これは分かりやすいので実践している人も多いのでは。意外と面倒なんですが、ここをしっかり作るとクオリティが上がります。

6.編集は「捨てること」

動画編集はカットを「捨てること」もったいないと思っても必要ないカットはばっさりと捨ててください。といっても、苦労して撮ったカットやがんばって加工したカットはなかなか捨てるのがつらいんですよねぇ^^; でもいらいないカットがだらだら続くと見てるほうはつらくなっちゃいますので、。

まとめ

全体的に必要なのは、全てにおいて「必然性」を持たせることだと思います。その文字の動きは必然性があるのか、そのトランジション効果は必然性があるのか…。必然性を満たした動画は、見ている人にとって自然に受け入れられる動画、見ていて心地よい動画となります。もちろん、あえて要所要所でその必然性をうらぎることも、印象を強めるためには必要ですが、それは基本が出来てからのお話です。
ぜひ自然な編集を心がけて、クオリティアップを!


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